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ピークデザイン

2019-06-04
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カメラを持ち運ぶ際に試行錯誤した結果、今の所最高のアイテム(群)です。
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山で・・・というかそもそも、一眼レフをどうやって携帯するか?は結構悩む問題です。
街でもそうですが、鞄に入れておくと「出す」のが億劫になり、写真撮ろうかなと思っても面倒くさくなってまぁいいか、と思ってしまう事がよくあります。一眼レフにはほぼ100%「ストラップ」と言われる紐(の分厚いやつ)がついていて、多くの人はコレをつけて首に下げるまたは肩掛けにしています。ただ、大型カメラだと「首から下げる」と首が死にますw肩に斜めがけする場合、純正ストラップは伸び縮みできないので使い勝手が良いかと言われると微妙だったりします。
そこでサードパーティのストラップを購入する、という人が多いのですが(「ニンジャストラップ」とか安価なワリに性能がよく、有名ですね)コレも形状やらなんやらで好みがあります。

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個人的には肩からナナメがけ(左肩から右腰)し、カメラの側面を体に沿わす(レンズが下に来るようにする)のが理想的だと考えています。この場合、カメラ本体の左側(レンズのある、正面から見た場合は右側)に2箇所、ストラップを取り付けないといけないのですが、ストラップ取付用のホールはカメラ上部にしかありません。「そういう前提」のストラップは、カメラ本体の三脚ネジの部分に台座を取り付け、台座にストラップを固定するという方式となります。

それで解決かと思いきや、今度は三脚を使用する時その台座が問題になります。都度台座を取り外すのは非常に面倒臭い。今の三脚は大抵「クイックシュー」と言われる台座みたいなモノを使うシステムになっていますが、それ取り付けないといけないのも面倒くさい。このクイックシューの形状を同じ規格にしようという動きがあり、その形状の事を「アルカスイス」「アルカスイス互換」と呼んでいます。

さらにさらに、個人的にハンドストラップも欲しい。ハンドストラップは大抵、カメラ右上のホールと三脚座に台座を付けて(以下略)

と、これらの相反する要素を全部叶えてあげる(コストは無視しますけど)というのが「ピークデザイン」が提供するアイテム群なのです。

ストラップ スライド&リーシュ

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まずはストラップです。「スライド SL-2」(バージョン2の事です)には「スタンダード」と「ライト」があり、スタンダードは太め(フルサイズ+望遠レンズとか)、ライトは中位(フルサイズ+標準以下)の太さ。もう一つのリーシュは細めで、軽量な一眼レフかコンデジ用です。フルサイズクラスだと補助用でしょうか。
私は3種類、全部持ってますw写真はスライド SL-2のライトですね。

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右腰辺りに保持し、撮影する時には左手を添えて引き寄せる、という感じです。長さを簡単に調整できるので移動中は締める、撮影中は緩めるといったことに秒単位で対応可能です。

スライドのスタンダードは、スタンダードって名前と裏腹に太く、大型カメラをぶら下げる事が多い→肩に食い込むので肩当てパッドを後付けしています。

ハンドストラップ

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ハンドストラップ。台座は大きいのが自動的についてきます。カメラ本体一台に一つ付けてます。

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手を突っ込んでベルトを引っ張れば締まります。

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金属製のフックを軽く引っ張れば簡単に緩みます。


アンカー、リンクス、プレート
ピークデザインのアイテムのキモになるのがアンカーとリンクス、あと台座(プレート)です。
丸い、赤枠の紐?の事を「アンカー」、アンカーを取り付けるメス部分を「リンクス」といいます。比較的容易につけ外しが出来ます。アンカーは「それだけ」も売ってますが、リンクスは単体では売っていませんし、普通は必要としません。

ですが、コレ。カメラ2台をぶら下げるハーネスです。(コレはピークデザインではありません)
通常はカメラ本体に直接ストラップを取り付ける仕様ですが

コレを2つ買い、リンクス4個をとりつけてやれば・・・

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こんな感じ。カメラ2台持ちする時に。稼働率はめっちゃ低いですが特定の条件下では超便利です。アンカー&リンクスでつけ外しも簡単。

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まぁ、見た目は気合入りすぎですけどね・・・。

余談ですが、調べてみた所リンクス「だけ」は売ってないみたいです。

ちなみにアンカーは、スライドとか買うと予備がついてきます。ピークデザインシリーズを買い足していくとアンカーがどんどん余りますwただ、良く見ると紐部分が太めのアンカーと細めのアンカーがあります。強度は当然太めの方があるので、カメラの大きさなどに合わせて太めを取り付けるようにしましょう。

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余ったアンカーは私はこんな感じでクローゼットにS字フックにアンカーをかけ、そこに普段はスライド等を引っ掛けて保管しています。

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もう一つのポイントの台座(プレート)。カメラ本体の三脚ネジ穴部分に取り付けます。スライドなどにもついてくるので、単体購入は不要のハズですがリーシュ(細いストラップ)には簡易なプレートしかついてこないケースがあります。
その場合はスタンダードプレートを買い足したほうがよいでしょう。
このプレートの形状が重要でコレはアルカスイス互換です。ストラップでカメラ側面にアンカーを着けたい時の土台になり、ハンドストラップの土台になり、後述のキャプチャーの土台になり、互換性があれば三脚にそのまま取り付けることができます。

右のデュアルプレートは、性能的には別に変わりません。

キャプチャー

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山でカメラを持ち運ぶ際のド本命がコレ、「キャプチャー」です。(ちなコレ2代目のモデルです。初代はもうちょいゴツい)

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このように2枚?になっており、ナニカを挟んでキャプチャー本体を保持します。

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山ではザックの肩当て部分に挟んで取り付けます。
アルカスイス互換の「メス」形状で、カメラ(に取り付けた台座)を引っ掛けるようにして保持します。
ロック機構付きで、カチッと取り付けたら写真向かって左に飛び出ているボタンを押さないと外れません。
しっかり取り付ければ、歩行中にグラグラする事もありません。(走ったりすると流石にアレですけど)流石に重量バランスは崩れるので、ザックのパッキングなどを配慮する必要がありますが慣れれば許容範囲です。

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私はザックの左胸の所にとりつけています。(ザックの右側に三脚を取り付け、バランスをとっています)補助的にストラップ(細めの「リーシュ」)を首にかけていますが、通常首には全く負荷がかかりません。
キャプチャーは肩ベルトを挟み込むように取り付けるので、金属面が体に触れることになります。「胸が痛くなる」という人もいるようですが、取り付け位置(左右、上下)を工夫すれば平気なポイントがあるはずです。

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私の場合、フューチュラプロ40ではどうにも取り付け位置がキマりませんでしたが、トリオン プロ 35L+7Lの場合は写真の位置でファイナルアンサーです。完璧です。左側、ザックの胸のベルトの根っこ部分にギリギリまで寄せた位置。ほんの気持ち、左に傾ける(レンズが外側を向く方向)と、実際に取り付けた時に自重で(レンズが)真下を向く位置に来ます。
左手でレンズを掴み、右手の親指でロック解除ボタンを押す、左手でカメラを上にスライドさせキャプチャーから取り外すと同時に右手でカメラのグリップを掴み、そのまま撮影体制に入ります。慣れればここまで1秒です。
取り付けは溝を合わせてカチッとするだけ。胸元で見辛いですが、コレも慣れればチラ見ぐらいで付けられます。行動中、思い立った時にすぐ撮れる、出し入れの手間を最大限無くす、体(首)に負荷をかけない、行動中の荷物のバランスも可能な限り配慮する。コレにたどり着くまでにずいぶん苦労しました・・・。

ただし、カメラ本体・レンズに限界はあります。経験上、D4やD5などのフラッグシップモデルは(重量はともかく)体積がデカすぎます。D850は許容出来る範囲です。それ以下なら余裕でしょう。レンズは軽量な単焦点なら問題なし。なので、個人的にD85020mm単焦点が一つの到達点です。望遠レンズはデカすぎて論外、標準ズームは・・・24-70mmぐらいまでなら、ギリギリ行けるかもしれません。お勧めはしませんが。

アンカーは山用としては非常に優れていますが・・・おおよそ、70L前後の大型ザックには「取り付けられない」可能性が高いです。肩当て部分が太すぎるので・・・。50L以下は大体大丈夫なはずです。グレゴリーのバルトロ 65Lに店頭で当ててみましたがギリギリ行けるかどうか。店員さんによると、65Lでも75Lでも肩当ての太さ(幅)は同じとの事でした。
あと、見ての通り「剥き身」なので突然の雨の問題があります。大抵の一眼レフは、水滴程度ならセーフですが防水ではありません。ごく短時間ならともかく、本格的な雨にあうとマズイ。そんな時、ザックにカメラ本体&レンズを収められるスペースがあれば良いですが、スペースがない場合は・・・カメラのレインカバーを常備しておく事をお勧めいたします。私も常備しています。幸いに今まで一度も使ったことはありませんが。

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最後にアンカーの取り付け位置です。
①はカメラ本体のストラップホールに。
②は台座(スタンダードプレート)に。
③は①と同じくカメラ本体のストラップホールですが、ハンドストラップと共有しています。(なので取付がちょっとキツイです)
普段、スライドなどを取付ける場合は①と②。
山行きの際、補助用のリーシュを付ける時は①と③を使用します。

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底面、プレートには4つの取付用ホールがありますが、裏寄りにつけるのがポイントです。こうする事で、アルカスイス互換のシューやキャプチャーに取付ける際(正面からつけるので)アンカーが干渉する事がなくなります。

それでは皆さんもピークデザインで快適な山&写真ライフをお送りください!

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